【本格レシピ】牛バラ肉の赤ワイン煮込み
奥深い味わいの濃厚なソースが柔らかいお肉に絡んで、赤ワインがとっても進みます。
2023年05月18日
関連記事
材料
ブロックの牛バラ肉はあまり売っていないので、カレー用のスネ肉などで代用可能です。
奥深い甘みを出すため、赤玉スイートワインを使います。
少々手間がかかるので、時間に余裕がある時に試してください。
このレシピではオーブン、オーブンに入れてもいい鍋(もしくは耐熱性の大きめの器)を使います。
オーブンを180°Cに温めておいてください
材料 | 分量 | 代用 |
---|---|---|
牛バラ肉 | 1kg | 牛すね肉 |
玉ねぎ | 1/2個(小さめの場合1つ) | |
にんじん | 1本 | |
セロリ | 葉っぱの部分 | |
にんにく | 3片 | |
ローリエ | 1枚 | |
タイム | ひとつまみ | |
トマトペースト | 40g | |
強力粉 | 20g | |
赤玉ワイン | 1L | マデラ酒, 安赤ワイン |
キスコ フォン ド ヴォー | 500ml | |
バター | 20g | |
オリーブオイル | 適量 | |
塩 | 適量 | |
黒胡椒 | 適量 |
ガルニチュール(1人前)
付け合わせの追加材料です。
必須ではありませんが、合うものを並べていきます。
材料 | 分量 |
---|---|
厚切りベーコン | 2枚 |
ブロッコリー | 1つ |
メークイン | 1つ |
厚切りベーコン
鍋にうっすらと油をしき、弱火でじっくり焼いていきます。
両面カリカリに焼き上げたら完成です。
↓ こちらのベーコンもお勧めできます。
ブロッコリー
片手鍋に水、塩を軽く入れ、ブロッコリーを茹でます。
茹で上がった後すぐに氷水に入れることで鮮やかな緑色を保つことができます。
召し上がる時に温め直して使うことをお勧めしますが、気にしない場合は茹でてそのままガルニチュールに使っても大丈夫:)
おいも
メークインは今回のガルニチュールにおける肝といっても過言ではありません。
- 片手鍋にたっぷりの水、塩をいれ海水程度の塩味に調整します。
- 火にかけ沸騰させ、メークインを投入します。
- 串を刺してスッと入る(抵抗がほぼない)くらいで鍋から取り出します。
お好きな形でガルニチュールに使ってもいいですが、個人的なおすすめは大雑把にスプーンや拳で潰して使います。
ポイント
オーブンで煮込むことで鍋底が焦げ付かず、一定の温度で加熱できます。
家庭では圧力鍋で調理するケースもありますが、高価な上定期的な加熱状態の確認ができないためおすすめできません。
食材を切る
- 玉ねぎを1cm角ほどに切る
- 人参の皮を剥かず1cm角ほどに切る
- にんにくを縦半分に切る
- 牛バラ肉を10cm程度に切り分ける
肉を焼く
- 牛バラ肉の表面に塩胡椒をし、広めのフライパンに多めのオリーブオイルを垂らし、 焼き色がつくまで焼いていきます。
- 焼き色がついたら、お肉をお皿やバットに一旦取り出しておきます。
※ このフライパンは洗わないこと!
ルゥを作る
まず、ワイン700mlを片手鍋に注ぎ、中火にかけアルコールを飛ばしておきましょう。
以下の作業と同時進行がおすすめです。
- お肉を焼いたフライパンを洗わずに、バター, にんにくを入れ、香りが出るまで炒めていきます。
- 玉ねぎ、にんじんを入れ、しんなりするまで炒めていきます。
- 火が通ったらトマトペーストを入れ、炒めた食材と馴染ませていきます。
- 強力粉を加え、中火にかけていきます。最初は鍋底に張り付きますが、混ぜながら焦げ付かないよう注意してください。(ダマになるようであれば加水してほぐしましょう)
- 鍋底に張り付かなくなれば火が通った合図です。次のステップへ。
煮込む
- ルゥにフォンドボー、アルコールを飛ばした赤ワイン、ローリエ、タイム、セロリの葉を加え中火にかけていきます。
- アクが出てくるのでこまめに取り除いていきましょう。
- 鍋に蓋をして温めておいたオーブンに入れます。180°Cで2時間半火にかけて煮込みましょう。
- 火にかけている間、残りのワインを片手鍋に入れ、中火にかけます。どろっとするまで赤ワインを煮詰め、表面がツヤツヤと光出したら火を止めます。
※ この工程をミロワールといい、フレンチの煮込みを仕上げるため、絶大な効力を発揮します。
濾す
- 加熱が終わったら鍋をオーブンから出し、お肉をお皿やバットに取り出します。
- お肉を取り出した後のソースをザルなどで鍋に濾します。
※ 出涸らしのお野菜たちはここでさようなら - 鍋のソースに、ミロワールした赤ワインを混ぜ、火にかけながら塩胡椒で味付けしていきます。
- お肉をソースの中にいれ、仕上げに入ります。
盛り付け
場合により火水しつつお好みの濃度にしていきます。
ガルニチュール -> 煮込みの順で盛り付けてお召し上がりください。