【Firebase】Firebase Hosting にサブドメインを設定する方法
Firebase HostingとGoogle Domainsを活用してサブドメインの設定。クイックセットアップを使用して手軽なドメイン接続を説明しています。
2023年10月09日
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前提
-
Firebaseプロジェクトが既に存在し、Firebase Hostingがセットアップされている。
Firebaseプロジェクトをまだ作成していない場合、Firebase Consoleで新しいプロジェクトを作成する必要があります。 -
Google Domainsでドメインが既に購入・登録されている。
まだドメインを購入していない場合、Google Domainsまたは他のドメインプロバイダでドメインを購入する必要があります。 -
Google Domainsのアカウントにアクセスできる。
ドメインのDNS設定を変更するためには、Google Domainsのアカウントにログインしてアクセスする必要があります。
これらを前提とし、サブドメインをFirebase Hostingにカスタムドメインとして追加する手順を説明していきます。
Firebase Hostingから操作
サブドメインといいつつ、実は関係なく共通した操作です。
※ 今回設定したのがサブドメインだったので。
カスタムドメインの追加
- Firebase Consoleにアクセスし、左サイドバーから「Hosting」を選択します。
- 「カスタムドメインの追加」をクリックします。
- サブドメインを入力します(例: study.theblueback.com)。
クイックセットアップ
今回はダウンタイムを気にする必要がないので、クイックセットアップで済ませます。
クイックセットアップを選択するメリットは以下が挙げられます。
- とても簡単
ドメインの設定に慣れていないユーザーにとって、手順がシンプルで分かりやすい - 所有権の確認とSSL証明書の取得が一緒に行われる
クイックセットアップを使用すると、ドメインの所有権の確認とSSL証明書の取得が同時に行われます。
※ 既存のウェブサイトやサービスがあるドメインを移行する場合、ダウンタイムを避けるためにAdvancedSetupを選択することが推奨されます。
DNSの設定
- Google Domainsに移動し、「DNS」を選択しましょう。
- 「カスタムレコード」から「カスタムレコードを管理」を選択し、先ほどのレコードを追加します。(ホスト: study.theblueback.com, 値: fir-study-42747.web.app)
- Firebase Hostingにもどり、先ほどの「確認」ボタンを押してみましょう。成功するとドメインの一覧に追加されます。
※ 検出中だとこのような表示。
所有権の確認とSSL証明書の取得まで完了するには数分から24時間ほどかかるそうです。
今回は2分ほどでおわりました。
まとめ
これまで、意識してドメインの設定を手順化したことがなかったこともあり、共有用プロジェクトを題材にし、画像を多めに書いてみました。
今回設定したドメイン: https://study.theblueback.com/